Gの閃光
ナツおです。
最初に言っておく。ガンダムの記事ではない。
この時期がやって来ましたね。
7月入ってからもは天気が悪い状況が続き、なかなか晴れる様子もないこの頃ですが奴らは確実に我々を絶望の淵へと落とすためにひっそりとその魔の手を伸ばしつつあります。
昨晩、仕事から帰り部屋の電気を付けると…
突然視界に黒光りした閃光が飛び込んできました。
遂に我が家にも奴らの魔の手が侵食を始めてきました。
そうです。Gです。
長い触覚と光を反射する黒いボディ、そして最大の武器は足であり壁、天井、どんな所であろうと縦横無尽に駆け回る脚力に俊敏さ、それに加え奴らの切り札である滑空と多種多彩な動きで我々を翻弄する。
また、明るい所を避ける習性がある為、常に自分が有利なポジションを把握している賢さまでも持ち合わせており全くもって隙のない生物。それが、Gである。
Gは他生物と比べ生命力も圧倒的に高く、一撃で倒すのはほぼ不可能に近く、攻守共に高い数値を持っているのも奴の強さの1つでもある。
『1匹いたら20匹はいると思え』という言葉がある通り、その繁殖能力も凄まじいもので、個々のステータスが高いのに加え数も多く絶滅させるのは不可能なほど。
たとえ倒したとしても第2第3の奴が襲ってくる危険性もあり斥候を逃したら最後。
奴は大群で拠点を制圧、更に勢力拡大を計る戦略家でもある。
そんなGとの決闘。
手に汗握る熱い戦いなんてものでは当然ない。
お互いの命を賭けた決闘。勝者が生き残り、敗者には死。勝てば正義、負ければ悪。ズルなんてものはなく、ありとあらゆる手段を使い相手の命を奪い合う戦い。
だがしかし幸いにも人間には知恵があり、奴らと戦う為の武器を開発している有志達が私の味方にいるのは心強い。
対するGは恐らく斥候。周囲に仲間は居らずここで奴を仕留めることが出来れば後続の軍が攻めてくる事は困難になる為何としても叩きたい。
私は有志達が開発した武器を片手に奴との戦いに挑む。
だがGも賢い。物陰に隠れ私の攻撃が当たらないよう立ち回る。
私も負けまいと遂に先手を仕掛ける!!
しかしここでGは切り札である滑空を使い私に襲いかかる。その姿は正に
流石にこれには怯んでしまった私は2歩3歩と後方へ撤退。
怯んだ隙を逃さんと空中殺法で追い討ちをかけるG。
Gの空中殺法に悲鳴を上げ、精神的にも大ダメージを受けた私だが有志達が開発した武器、『ゴキジェット』が奴の体力をじわじわ奪う。
体力を奪われたGは不時着。その隙を逃さんと追い討ちをかける私だがここで奴の生命力が爆発的に上昇。
瞬時に物陰に隠れようと加速する。が運悪く辺りに物陰がなく途中でダウン。さらに追い討ちをかけここで試合終了のゴングが鳴った。
今までに戦ってきたGの中で、奴は間違いなく1番強かった。そして、次また別のGと戦う時、果たして私は勝てるのだろうか…
そう思いながら奴の遺体をトイレに流す。(奴らの遺体をゴミ箱に捨てると遺体のお腹の中の卵から新たなGが産まれる可能性があるのでトイレに流すのが〇だぞ)
しばらくはGに怯えながら夜を過ごすことになるだろう…
今回は汚いので画像は割愛させて頂く。申し訳ない。
ナツおでした。